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買い物袋防衛戦!

作者:2代目スレ223氏
備考1:戦隊ヒーロー×女幹部
備考2:スーパーでお買い物をしていたブルーに黒い影がっ!(非エロ)

近所のスーパーから自宅へと帰る道。
何でも仕事の都合で黒百合こと俺の嫁の帰宅が遅くなるらしく、朝に手渡されたメモを元に買い物に来たわけだ。
娘の粉ミルクと紙おむつ、それに食材が数点。
鱈の切り身と白菜、豆腐にポン酢がメモに記されていたから今日の晩飯は鱈ちりだろうか…。
一人暮らしだった時の倍以上の荷物を抱えている訳だが、妙に幸福という物を感じてしまう。

…ただ、幸福に浸れる時間は短かった。
目の前に複数の戦闘員と怪人の姿。そして携帯電話が奏でる本部からの着信音。
まったく面倒だな。
携帯への連絡に応答する暇もなく連中が俺に殺到してくる。
戦闘員達の一撃目、二撃目をかわして反撃しようと思ったところでふと思い出す。
…そういえば俺の両手、塞がってる!これじゃ変身できないじゃん!!
ヒーローとしての使命と一家の長としての幸せを秤にかけ、葛藤しつつ生身のまま蹴りのみで迎撃を試みる。
水の入った杯を持ったまま修行するカンフー映画の光景を脳裏によぎらせつつ、使命と幸せを両立させる結論を導き出す。
俺に連絡が入ったって事は、本部もこの状況を把握している。ならばレッドとピンクが到着するまで荷物を守りつつ、回避に専念すればいい。
敵戦闘員は20人程で、敵怪人は静観するつもりのようだ。おそらく味方の応援は10分後くらいだろう。…不可能ではないな。

・・・・・・・・・・・・・・・

…8分ほど経った頃、恐れていた最悪の事態を迎えた。
ついに戦闘員の一人のナイフが買い物袋を切り裂いてしまった。
しかもそっちは食品…つまり鱈とか豆腐とかデリケートなヤツが入ってた袋だった。
…ふふふ。この喪失感は初恋の女の子に告白して振られた時以来だな。
空になった心は次第にある感情で埋め尽くされていく。…つまり怒り。
また、感情とともに自分の理性というヤツが飛んでいくのも感じた。
「お前ら。…後悔するなよ?」

・・・・・・・・・・・・・・・

…そもそもレッドとピンクが間に合うなんて期待してた俺がバカだった。
一昨年のクリスマスと去年の今頃、何があったか思い出せばすぐに判る事なのに。
同僚達が合流してきたのは戦闘員をもれなく張り倒した後、怪人も論破。撤退しようとしている連中をとっ捕まえて正座させ、説教を5分…戦闘開始から20分くらい経った頃だった。

・・・・・・・・・・・・・・・

「…それで、娘の分は死守したものの。」
「俺達の分は…。スマン。」
お腹一杯で幸せそうに寝ている娘と対照的に、珍しく残念そうな表情を顕わにしている嫁。
怪人が論破された事に対してなのか、旬の鱈ちりが食べられなかった事に対してなのか判断できないが…。
「まぁ仕方ない。…折角だから外で食べに行かないかい?」
「…そうだな。」
「そういえば、君と外で食事なんて多分初めてだね。」
…そうだろうな。初対面で逆レイプで、二度目の邂逅で入籍だったし。
「…これが初デートか。」
「ただし娘を置いていくんだから長時間は無理だね。ラブホテルなどもっての外だよ。」
…ダブルサイズのベッドが家にあるんだから帰ってからで問題ないぞ。ってか寝室にいつミラーボールをつけてたんだ?
…あとうちの風呂、いつの間にジャグジーになってたんだ?
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