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悪の女と初詣

作者:2代目スレ223氏
備考1:戦隊ヒーロー×女幹部
備考2:初詣さえ苦悩するブルー。(非エロ)

「凄い人だな…。」
「まぁ正月だからね。」
「屋台の数も普段の倍だし…。」
「儲け時だからね。」
「…そして屋台で働いている連中はどこかで見覚えがあるし。」
「むしろ最近は毎日のように顔を合わせていたのではないかね?」
「…悪の組織の構成員が何でこんな所でバイトしてるんだ?」
「会長の方針だ。カンパニーの宣伝活動が主目的で今年から始めたそうだ。」
「そんなものPRするな!悪の組織なら悪の組織らしく、ひっそり潜伏しててくれ!」
「私に言われても困る。まぁ幹部会議で顧客からの意見ということで報告しておこう。」
「顧客って…。…お前の組織の運営会議は表裏の活動ごちゃまぜかよ。」

自宅から車で数十分の距離に位置する由緒正しい神社。
留袖を着込み娘を抱きかかえた嫁に引きずられて初詣にやって来た訳だが、こんな衝撃的な光景を目の当たりにするとは思わなかった。
嫁に指摘した【屋台で働いている戦闘員】だけでなく、【その屋台でりんご飴を買っている俺の同僚達に良く似た男女二人連れ】まで居た。
さらには【紋付袴で正装した光るマスクの男】が神妙に2礼2拍1礼して拝んでいたり、止めには【お神酒でへべれけになっている俺の上司に良く似た人物】が居たりと頭痛をもたらすには十分過ぎる条件がそろっている。
しかも困ったことに【普通の一般市民の参拝者】も【彼等】の存在を普通に受け入れている。
おい!そこの焼きソバ買ってる幼稚園児!お前、こいつ等にバスジャックされた事をもう忘れたのか!?
…何!?レジ打ってレシート切ってやがる。脱税はする気が無いのか…。そこら辺の細かい所で企業遵法思想を発揮してやがるのかよ。
「まぁ、一応表向きは大手企業だからね。そんなセコイ事しなくても収入はあるんだし。」
…で、怪人を使った破壊活動とか幼稚園バスのジャックとか、ちょっとスケール大きめの悪事に注力している訳か。
ちっ。車を運転してきたせいで半分優しさで出来ている鎮痛剤は家に戻るまで飲めないじゃないか。
「どうしたんだい?」
「…さっさと帰りたい。」
「それはお賽銭を入れてからだね。」
全身全霊を込めた訴えもあっさり却下される。この光景に長時間耐えられそうになかったが、黒百合の反対を押し切って不興を買うのは更に得策ではない。
…強化改造済み怪人の集団との連戦(しかも同僚から俺への援護が妙に少なかった…)も辛いものがあったが、合計9食カップ麺尽くし(同じワゴンセール商品の醤油、味噌、とんこつのローテーションのみ)はそれ以上に悲惨だった。
嫁からのネクタイ直し+行ってらっしゃいのキスもお預けで、ほとんど口をきいてくれなかったし…。
嫁の作ったおせち料理を横目に無言でカップ麺をすする自分の姿など想像したくもない。…何か最近、やたらとトラウマが増えている気がする。
目の前の光景を見なかったことにして、ネガティブになりがちな想像を振り払い、賽銭を納めて願い事が通じるように祈る。
一般市民の平穏と世界平和?
それを守るのが俺の仕事であって、最優先で神様仏様に頼む事ではない。
…むしろ無事に仕事をこなせる為の生活の保持…つまりは家内円満…特に夫婦円満を必死に祈願する。
こればかりは俺一人で解決するには荷の重い課題だけに神様仏様のご助力をとにかく願う。

・・・・・・・・・・・・・

休憩所で冷めた体に甘酒を流し込む(こっちは普通に氏子さん達が配っていた)。
「何か真剣に願い事をしていたようだね。」
「ああ。夫婦円満を最優先でお願いしてきたさ。」
「そんな簡単な事を。私だけを見つめていれば何も問題ないさ。」
「…それを妨げるイレギュラーも何とかしてくれと。」
「怪人の行動管理は善処しよう。」
「…それ以上に嫁が非合法活動から足を洗ってくれたらもっと助かるともな。」
「こればかりは君の頼みでも飲めない。それに障害がある方がお互いの愛情が燃え上がって良いんじゃないかい?」
…その障害のせいでこの間は嫉妬心を爆燃させてしまった訳だ。…7割は俺のツンデレ回路が原因だったが。ただ、わざわざ同じ地雷を踏む過ちを避けるために口を閉じる。
「まぁ手っ取り早く円満になれる方法に心当たりがないわけじゃないだろう?帰って娘を寝かしつけてからになるけどね。…君が望むなら、今日は着物プレイでもしようか。」
思わず甘酒吹いてしまったさ。…マズイことに着弾点は嫁の顔。
懐からハンカチを取り出し顔を拭いつつ、妖艶な笑みを見せる嫁。
…嫁の信管に早速衝撃を与えてしまったかと恐れ慄いていると、予想外の反応が返ってきた。
「ふふ。どうせ白くてドロドロしてるものを掛けてくれくれるなら、君の…」
…怒りとは別のスイッチが入ってしまったようだ。
とりあえず娘を抱きかかえ、嫁の手を引きその場を可能な限り迅速に立ち去った。
嫁の公開羞恥プレイもキツイものがあったが、それ以上に自分の昂ぶりも抑えられそうに無い。
煩悩を押さえ込むために六根清浄を唱えつつハンドルを握り、制限速度を遵守しつつ帰路につく。
…頼むから嫁よ。耳に息を吹き掛けるのは勘弁してくれ。娘が見てる。

(→次話
(→外伝
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