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『デーモンブレス戦記―仮面の女幹部ジェロシアの正体―』(前編)

作者:初代スレ558氏
備考1:女幹部×ヒーロー
備考2:ヤンデレ系

「ウフフ、オッパイの感触はどう……興奮するかしら」
ムッチリとした肉体を男の背中におしつけ、そう耳元で囁く女。
彼女は今、どういった表情をしているのか。邪悪な笑みを浮かべているのだろうか。想像するしかない。
何故なら彼女は仮面をかぶっているのだ、
西洋の悪魔をモチーフにした、おどろおどろしくも妖しい仮面を……


「死ねっ」
豊かな乳房を押し当てられた男は何の躊躇もなく、
手に持った剣を振り向きざま、女のくびれた腰を両断せんばかりの勢いで横に払った。
彼女は予想していたかのごとく後ろに跳躍しており、男の剣は何もない空間を薙いだ。
「アハハ、こわいこわい。女に刃をむけるなんてひどいわぁ」
おどけたような声色で艶かしい姿態をくねらせながら挑発するように女はいう。
「貴様をもはや女だとは思わない。今日こそは地獄に送ってやる」
復讐の炎を瞳に宿らせた男はそういうと、その奇妙な紋様の描かれた剣を構えた。
「私のどこが女じゃないっていうのかしら。この胸も、そしてココも……女よ」
そういうなり、左手で大きく柔らかな乳房をこねくりまわし、
右手は自らの秘所に持っていき細く長い指をゆっくりと縦につたわせる。
「ハァァッ……あなたにみられているってだけで興奮しちゃう。
 あなたが私にひざまずいて許しを乞えば、この身体を無茶苦茶に玩んでくれて構わないのよ」
彼女は豊満でエロティックな肉体のほとんど露出させていた。
胸部と股間部だけは、光沢のある赤黒い布をかろうじて身につけていたが、
顔がすっぽりと埋まってしまいそうなほど大きな胸、なでまわしたくなるようなお尻など、
そのほとんどがむきだしであり、乳首やお尻の割れ目が隠れているというだけに過ぎない。

「お前だけは……お前だけは、絶対に殺す……」
男は女の痴態に動揺することなく鋭く睨みつけると、彼女をその刃で屠るべく、剣を振り上げ斬り込んでいった――――――


男の名は鳴崎 朔、秘密結社ブラッディデモンズに、いや一人の女に彼はすべてを奪われた。


朔には姉がいた。
母が再婚した相手の連れ子であり、血のつながらぬ姉ではあったが、彼女を慕っていた。
恋心ではなくただ純粋に姉として、愛しく思っていた。

そんな姉がある日突然、行方不明となった。それが秘密結社ブラッディデモンズとの戦いの始まりであった。
黒魔術によって超人化した人間たちが、夜の闇にまぎれて朔のいた街に次々とあらわれた。
世界征服を狙う彼らの目的は、五百年前。当時の欧州から海を渡ってきた黒魔術の結晶たる霊剣セイブレスの奪取である。

朔は古めかしいローブに身を包んだ奇妙な老人の導きにより、封印されしセイブレスを解放し、剣の『支配者』となったのだ。
その彼に何度も襲いくるブラッディデモンズの刺客たち。
運命の悪戯か、もはや朔は日常にもどることなく彼らとの死闘にあけくれた。愛しき者を、ひいては世界を救うために……


しかし、それは逆に愛するべき人々をを失う過酷な戦いとなった。
ブラッディデモンズの結社員から『クィーン』と呼ばれる女の登場によって事態は一変したのだ。
ジェロシアと名乗る彼女と初めて対峙した時、その女の持つ扇情的な姿態に朔は敵でありながら心を奪われる。
仮面を被っていて顔はわからない、けれど、こんな美しい女を手にかけることなど絶対にできない、そう朔は思った。

ジェロシアはおのれの妖しく淫靡な魅力に気付いていたのか、その肉体を武器に朔を篭絡しようとした。
しかし、朔はその誘いを断った。なぜなら、彼にはいつも支えてくれた最愛の恋人がいたのだ。裏切るわけにはいかなかった。

……ジェロシアはとても残念そうなそぶりをみせると、朔の恋人を彼の眼の前で殺した。
そして、私の奴隷になるまであなたの親しい人々を皆殺しにする、ジェロシアは実に楽しそうに言った。

朔は最愛の人が殺された現実を理解できず、半狂乱のままジェロシアに襲い掛かり……返り討ちにされた。

彼女は今までのブラッディデモンズの超人の誰よりも強かった。
セイブレスの対になる剣、デモノスをふるう彼女を止めることは朔にはできなかった。
一人では全てを守りきることはできない。
ジェロシアは朔のいないところで、両親を、友人を、次々と殺した。
特に朔のまわりにいる女に対しては執拗だった。ただ、殺すだけでなく存分に辱めたあげく惨殺した。


……自分の無力さに絶望した朔、しかし大きな代償の果てに、ついに朔はセイブレスの真の力を目覚めさせた。


――――――森がざわめいている。今までは一方的であった戦いがセイブレスの覚醒によって互角となった。
デモノスを召喚したジェロシアは、豊満な乳房を、ムッチリと肉のついた尻や太股をプルプルと卑猥に揺らしつつ、
何度もその剣を朔の持つセイブレスと打ち合わせる。
両者の剣が内包する強大なパワーのぶつかり合い、その余波で森の木々が消し飛んでいく。
「アハハ、楽しい、楽しいわぁ。すごく強くなったわねぇ、
 ああ、セイブレスの波動からあなたが私をどんなに憎んでいるかがわかる、
 もう、私しかみえないのね。すごい、すごいわ、こんなに想われてるなんてゾクゾクしちゃう」
挑発するような言葉を仮面の下から発する。
「ウォォォッ」
雄叫びをあげながら、朔はセイブレスを振り下ろす。
「いやんっ」
ふざけた声とともに、大地を切り裂く朔の怒りの一撃をかわすジェロシア。
しかし、セイブレスの放出する衝撃波は彼女の大きな乳房を隠していた布をボロボロにした。
ビンビンに勃起したジェロシアの桃色の乳首が外気に晒される。
「もう、乱暴なんだから、お願いしてくれたら、オッパイなんていくらでもみせてあげるのに」
露わになった乳首を隠そうともせずにジェロシアは鼻にかかったいやらしい声でそううそぶく。
「ふざけるな。いくら身体が自慢でも、顔を隠すってのは人にみせられないくらいブサイクってことなんだろうが」
朔は怒りのままにジェロシアにむかってそう言い放つ。
「あらあら、みてもいないのにヒドイこと。すごく驚くほどの美人かもしれないじゃない。
 フフ、けど嬉しいわ。私の肉体が魅力的ってことは認めてくれているみたいねぇ」
「舐めやがって……この世に影も形も残らないくらい消滅させてやるっ」
怒りに震える朔。再び、森を、山の形を変えてしまうほどの戦いがつづく。

「これで終りだっ」
数十分に及ぶ死闘の末、殺された人々の無念を晴らすべく想いを、全魔力を注ぎ込んだ渾身の一撃が、ジェロシアを捉えた。
「あらっ、ちょっとヤバイかも」
彼女の声にも焦りがみえる。あらゆるモノを両断するセイブレスの刃状の衝撃波がジェロシアに迫る。
「ンァァァァ……アアッ」
エロティックな悲鳴をあげながらも、ジェロシアはデモノスの魔力シールドで防ぎつづける。
一つの街を破壊して余りあるほどの魔力のせめぎあい。気を抜けば彼女の肉体は真っ二つにされるだろう。
「私だってねぇ、こんなとこで死ぬくらいの想いでやってるわけじゃないってのっ」
叫ぶジェロシア。内に秘めた昏い欲望を魔力に変えてデモノスに注ぐ。


勝負はつかなかった。
魔力が尽き、セイブレスの衝撃波が持続できなると同時に、デモノスの魔力シールドも溶けるようになくなる。
「ハァハァッ、くっそぉ……」
「ギリギリ……だったわね。フフ、ホント……やるようになったわねぇ」
ジェロシアは相変わらずの調子であったが、その声から相当に疲労しているのがわかる。



その時だった。ピキッという渇いた音が荒れ野に響いた。
少し遅れて、ジェロシアの仮面に縦に一筋の線が入り、二つに割れる。

ジェロシアの素顔が朔の瞳に飛び込んでくる。
切れ長の瞳、意志の強そうな眉が印象的な女であった。齢は二十代の後半くらいだうか。
かなりの美人である。ただ、ジェロシアという名からは想像できない、顔立ちはアジア系のそれだった。


「ね、姉さん……」


朔の驚愕の声が森が消滅し何もない荒野となった地に響きわたる。
ジェロシアの素顔は朔の血のつながらぬ姉である美亜と同じであった。
「な、なんで……」
「あらら、バレちゃったか」
悪びれない声で微笑を浮かべつつ、ジェロシアは小さく舌を出す。
「ほ、本当に姉さんなのかよ、急にいなくなって、何でブラッディデモンズにいるんだよ」
「うーん、カッコよくいうと運命、まあ流れってヤツね……」
どこまでも人を小馬鹿にしたようにいう。仮面を通さない声は確かに美亜のものだったが、朔はいまだに信じられない。
「うそだ。貴様が姉さんのはずはないじゃないか。姉さんは貴様みたいなことをできる人じゃないっ、正体をあらわせっ」
「いやいや、私は正真正銘、美亜よ。あなたならわかるわよね、朔」
はじめて自分の名前を呼ばれとまどう朔。
「何でだよ、姉さんがこんなこと……静奈や、父さんや母さん、みんなを殺せるはずないっ」
静奈はジェロシアに殺された朔の恋人の名前である。
その名前を聞いたとき、ジェロシアの表情が凍りのように固まった。
「なんで、あんな女の名前を最初に持ってくるわけ。いやだなぁ、姉さん怒っちゃうよ」
「えっ」
「朔がさ、あんな売女に騙されてるから、これはいけないって思って私救ってあげたんだよ」
ジェロシアの瞳にの奥底に狂気を感じ、朔は身震いする。
「父さんと母さんもさ、私には朔はやらないなんていうからさ、
 ひどいよね、あんたをこんだけ愛しているのなんて私だけなのにさ」
「何言ってんだよ、姉さん……いやジェロシアッ、いい加減にしろ」
認めたくない現実を想像してしまい、朔は必死に否定の言葉を発する。
「最初は……私がいなくなった日ね。なんか誰かに呼ばれた気がしてさ。
 フラフラっと歩いてたらこのデモノスが封印された洞窟について、
 まあ何だか知らないけどこの剣の『支配者』ってヤツになったわけよ」
ジェロシアはちょっとした思い出話を語るかのように淡々と話す。朔は聞きたくないと思いながらも耳を傾けた。
「で、ブラッディデモンズとかいうマンガみたいな秘密結社が私たちの女王におなりくださいなんて誘いにくるわけ。
 何してんのって聞いたら、世界征服とかいいはじめてさ。ホントこいつら馬鹿だと思ったけど、
 まあ人生つまんなかったし、何よりも手に入れたいものは、どこの生まれかもわかんないメス猫がとっていくし、
 ちょっと自暴自棄になってたんだろうね。まあいいわ、って承諾したの」
「それって……」
「まあ最後まで聞きなって」
ジェロシアは楽しくなってきたのか、すごく嬉しそうに話しつづける。
「デモノスってすごいのよ。セイブレスもそうだろうけど、本当に何でもできちゃうの。
 最初はヨーロッパに行って、かいがいしく世話を焼いてくれる結社の人たちにかしづかれながらまさに女王様気分を満喫して
 それに飽きたら私はまず何をおいてもやりたいことをやっちゃおうって思ったのよね」
「……」
「で、日本に帰ってきて、攫っちゃおうなんて思ってた男は何かセイブレスの『支配者』になっちゃってて。
 行方不明の姉のこと忘れたみたいに、メス猫とイチャイチャしててさ。
 ムカツクからまあ殺されることはないだろうって思って遊び半分で結社の超人たちをけしかけてたら、
 なんか裏目に出ちゃって、どんどんあの小汚い売女と仲良くなっていくわけじゃない。
 もう、あんたがあいつに童貞奪われたときにゃ、頭に血がのぼってオカシクなっちゃいそうだった」
「……もういい、やめてくれ」
「朔って昔からヒーロー物好きだったじゃない。知らないだろうけどあんたの部屋にカメラ仕掛けてたのよ。
 だから特撮の露出度の高い悪の女幹部とかでオナニーしてたのも知ってた。
 だから、あんたの趣味に合わせてこんな格好して、で、私が姉だと思ったら遠慮しちゃうかなと思ってさ、
 仮面かぶって、まさに悪のお姉さんって感じであんたを誘ったの、
 最初、ジェロシアとしての私をみたときすごくギラギラした眼でみてたじゃない。嬉しかったわ」
そういって恍惚の表情をつくったかと思うと、すぐに怒りに満ちた般若の形相になる。
「それで、あんたが私にホイホイついてくればよかったのに……
 格好つけて俺には守りたい人がいるとかいっちゃって……もう限界だったわ。
 朔をかどわかしたあの貧相な身体の泥棒猫が許せなかった。だから八つ裂きにしたの。
 そんで、次に両親に朔をもらってくからっていったら、ふざけるなとか言いやがるからさ、仲良くあの世に送ってあげた。
 私と朔の仲を裂こうとするなんて許せないわよね。これで朔がなびくと思ったら、あんた、なんか逆恨みしちゃうし。
 朔は私だけをみてくれてたらいいのに。だから、あんたのまわりでちょっとでもちょっかい出してくるやつ、
 片っ端から屠ってあげたの。そしたら、どんどん朔は私の事だけを想ってくれるようになった。
 憎しみだったけど、そんなの愛と紙一重だもんね。すべての感情が私にむけられてる悦びに震えたわ、だから」
「もうやめろっ」
強く激しい声で、朔はジェロシアの狂気に満ちた言葉の奔流をさえぎった。
「貴様は姉さんじゃない。姉さんはお調子者だったけど、優しかった、こんなおかしなことなんて絶対にいわないし、やらない。
 ジェロシア、貴様だけは絶対に許さない。皆を殺して、挙句に僕の好きだった姉さんを騙るなんて……」
そういうと魔力のプールが枯渇したセイブレスを握りしめ、ジェロシアのもとへと近づいていく。
「朔……あんた、私の何を知ってるの。私が朔と会った十四歳の時、あんたはまだ八歳だったけど……
 電撃に撃たれたようにさ、この子が運命の人だってわかった。この子が私の王子様だって」
朔の歩みが止まる。
「ただ、両親が再婚してたから私たちは結婚できないじゃない。
 だけど、まあいいかなって思った。そんな法律じゃなくて、心さえつながっていれば表向きは姉弟でも全然構わないって」
「貴様は、姉さんじゃない。姉さんじゃないがこれだけは言っておく。
 俺は姉さんが好きだった。恋とは違うけど、姉さんとして大好きだった」
その言葉を聞いたジェロシアは感激したのかうっすらと瞳に涙を浮かべる。
「嬉しい、何度聞いても朔は照れてそういうの全然いってくれなかったから。
 もうそれだけでイッちゃいそう。あなたを想って私が何度自分を慰めたかわかるかしら、
 でも、そうじゃないの朔、一人の女性として愛してるっていってくれなきゃ」


「……もう、喋るな。正体をあらわせ、ジェロシア。貴様は美亜を……姉さんを冒涜してる」
朔はジェロシアのそばまで来ると、セイブレスを振り上げた。
「私は美亜よ。それ以外の何者でもない。ああ、けれど………大好きな人に殺されるってのも悪くないかもね。
 いいわ、朔。殺されてあげる。そのセイブレスで私の肉体を切り裂いて」
魔力を失いナマクラなただの剣となったデモノスを放り投げると、ジェロシアはまるで抱きしめるかのように両手を広げ優しく微笑む。
朔は何かをこらえているかのような表情のままセイブレスをジェロシアにむけて振り下ろした……
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