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4-576

作者:4代目スレ575氏
備考1:女怪人×戦闘員(正義側)
備考2:

1
「今回のターゲットだ」
目の前でデスクに両足を放り投げ、組みながら男が広げた新聞越しに声をかけてくる。
新聞を持つ手は普通の人よりも大きく、腕も丸太のように大きい。
新聞の向こうではタバコでも咥えているのか、一筋の煙が天井に立ち昇る。
「女ですか……?」
「ああ」
俺はまだ少しだけ幼さの残る女の写真を手に取る。
無表情。
撮られているのを知っているのか、女は俺を一直線に見ている。
頬には返り血なのか、左目から流れ出す一筋の赤い線が見て取れる。
「昨日、ある国の基地が壊滅状態になったのは知っているな?」
「はい」
フー。と煙を吐き出すと、目の前の男は怪しく笑う。
この男の名はマスターKかつて名の知れた賞金稼ぎだった男。俺の上司。
そしてここは、その男が経営する新聞社……とは名ばかりの正義の砦。
正義の砦と言えば聞こえは良いが、所詮は数ある組織の一つ。活動は微々たる物。
俺は組織の戦闘員。大まかに説明すればこんな所だ……。
「その女が犯人だ」
「一人で……?」
「そうだ」
マスターKと俺の間に緊張した空気が流れる。
沈黙の中の了解、俺は女の写真を懐にしまうと、ロングコートを翻して背を向ける。
そして……次に俺が扉を開ければ、瞳に映る光景は決まっている。


2
「ぐあぁああああああああ!」
俺の前に居た巨大な人とは思えない化け物が、胸に大きな穴を空けられて吹き飛ぶのが見える。
それは嘗て人だった……人の魂も肉体も捨てた……人だった「物」
ドシャと怪物が地面に落ち、俺のコートに赤い返り血が付く。怪物に残された最後の人の証。
血の匂いがする……間違う事の無い人の血の匂いが、赤いコートから俺の中に流れ込んでくる。
「何がお前達を変えた……?」
手にした長いライフル程の銃を、俺は静かに左手で握り締める。
右手に握られた銃は、左手の体温を全て吸い取ってしまうかのように冷たい……。
ヒタッ……。
「来たか」
夜の静寂の中で、透き通るように女の声が俺の中を突き抜ける。
透明を思わせるように済んだ白い肌、ヒタヒタと冷たいコンクリートの上を、素足でその女は歩いてくる。
「戦う前に名前を訊いておこうか?」
「私の名前に意味は無い……」
窓から差し込む月明かりが、闇より現れた女を照らし出す。
淡いグレー掛かった髪……。無表情だが、口元は少し笑っているかのようにも見える。
胸の開いた薄紫の着物を着ているが、中には白いカッターシャツを着込んでいる。
「私は唯の闇……お前を回りに横たわる闇になった者達と、同じ場所に送るだけ」
アイスブルーの瞳が俺を見つめ、女はは両腕を俺に向けて突き出す。
その拳に握られているのは大きな棒、網の先からは……その小柄には似合わない巨大な鎌。
俺は右腕を上げ、銃口を向ける。
「クスッ……」
シュゥゥゥゥゥゥゥ……。
そして体から黒い霧を出しながら、初めて軽い笑みを浮かべた女の声が戦闘開始の合図になった。


3
ギィン!
あれから数時間……周りから見れば数分だったかもしれない。
ガシャアァァァアァァン……。
「はぁ……はぁ……」
鉄の塊が落ちる音……。苦しそうな息使い……。それが俺の息だと分かるのに、数分と掛からなかった。
「私の勝ち……」
「ぐっ……」
銃を弾き飛ばされ、俺は肩から血を流していた。女は強かった……。
攻撃は中っていた、だが女の体を守る黒い霧が全てを闇に消してしまう。
この女は今まで戦ったどんな怪物よりも……強く……。
「もう少し強いと思ったけど……まあいい、死んで」
女が片手で悠々と巨大な鎌を高く振り上げ、俺目掛けて振り下ろす。
そう……今まで戦った誰よりも強く……。
「美しい」
最後の言葉になると思った。俺は覚悟を決めて目を閉じていた。
「…………?」
だが、一向に俺の意識は消えなかった。俺は不思議になり目を開ける。
「美しい……? そう言った……?」
無表情のまま女が俺を見ている。鎌の刃先は俺の額目前で止まっているが、そのままピクリとも動かない。
俺は良く分からないまま、もう一度口を開く。
「ああ、お前が美しいと言った」
「お前……変な奴」
もう一度言うと、女は鎌を引き先端を地面にコトリッと置く。
「叫び声は上げない、命乞いもしない、虚勢も張らない……最後の言葉が美しい?」
「生憎女の化け物と戦うのは初めてだからな」
「そうなの……」
俺は目を疑った。そう言った女は少しだけ笑った。幼さの残る妖艶な笑みが、俺の次の行動を決めた。


4
ガシャンッ!
「んっ!?」
女が手にしていた鎌の棒部分を地面に落とす音が聞こえる。驚きの顔で声を失う女……。
正確には喋れなかったと言うべきだろう。……俺が女の唇を奪ったからだ。
以外にも女は抵抗しなかった。深手を負った俺への情けなのか、それは分からなかったが。
「あっ……んっ」
女が抵抗のそぶりを見せていないが、俺はかなり血を流していた。気が焦っていたのかも知れない。
浴衣を乱暴に剥ぎ取ると、中に着ていた白いカッターシャツだけになった女を見る。
白いカッターシャツと見間違う様な福与かな胸を、俺は胸元のシャツの隙間から手を入れて揉む。
「あ、んっ……もう少し、優しく……ひゃう!」
俺が女の乳首に舌を這わせると、今まで無表情だった女の顔が初めて歪む。
ピンク色に上気した頬、困ったように顔をしかめるその姿が俺の欲望に火をつけた。
「ああっ…ん、あんっんぁあふっ…んっ」
女の華奢な体を右手で抱え込み支えると、俺はそのまま女の右胸をもみしだく。
手に収まらない胸を揉み、いやらしく変化する様子を楽しみながら、俺は左手をゆっくり女の秘部に向ける。
「ひぁ!だ、駄目今は……ああっ……いやぁ……」
グチュリと音を立てて俺の指を受け入れたそこは、もうグッショリと濡れていた。
女は恥ずかしさなのか、やろうと思えば俺を殺す事も出来ただろう。そうしなかった。
「あ、あまり中を掻き回さない、で…ひゃう! ああっ! 止めてぇ……」
ただ俺の胸板に顔を埋め、先ほど見せていた表情とは思えないほどに喘ぎ、悶えている。
「もう限界だ……」
「あ……」
女の両頬がボッと言う音を立てるようにさらに赤くなる。俺はズボンのチャックを下ろして中からそれを出していた。


5
グチュ……。
「んぁあああ! だめだめぇ! そんなに激しくしないでぇ! んぁあああああ!」
「くっ…凄い絞まりだ」
女は俺の体に抱きつくと、俺のあぐらを掻いた上に座らされる形で挿入されていた。
激しく上下に動く女の体は、反動で大きな胸が何度も揺れ、俺の胸板を撫でるように円を描いている。
ヌプヌプと女の中を行き来する俺のモノは、その快楽にさらに膨張していく。
「もうダメぇ! 止めて! これ以上、これ以上は…ひゃぁああ!」
女が悲痛に俺に訴え掛けて来る。女として屈辱的な事をされているからだろう。
だが今の俺には関係ない、どうせここで死ぬ……最後に良い思いをしても罰は当たらない。
それにもう、目が霞んで前が良く見えない……本能だけで俺はこの女を……。
「あっ……!?」
「くっ……出すぞ……」
女の体が俺の脈打つモノを感じ取ったのか、受け入れるように絞まりを強くする。
「あダメ……こ、これ以上は……動いたら……」
「ぐっ!?」
白い手が俺の右肩に触れる、さっき切られた傷口を刺激され、俺は顔を歪める。
だが、その痛みが快楽と重なり、俺の欲望を逆なでしてしまった。
「ああっ! ひゃぁああああああ! ダメダメダメダぇ…っ! イク……イクッ!」
秘部から大量の液を滴り落とし辺りにばら撒きながら、女は背中を仰け反らせて絶頂に達する。
「くっ……」
「あっ……」
ドクドクと脈打つ俺のモノの音を聞きながら、俺は目の前が闇に包まれて行くのを感じる。
だが……霞んだはずの俺の目にはっきりと映るものがあった。
右頬に俺の返り血を受け……血の涙を流す表情に似た……悲しそうな女の顔。
そして、最後にその言葉を耳にした。
――全部忘れて。


6
「俺は……何を?」
俺は闇の中から意識を取り戻していた。
「これは……」
足元にあった物を見て、俺はそれを拾い上げる。
大きな鎌だった……それを見た瞬間俺は何か大事な事を忘れているような気がした。
「何だ……? 俺は何を忘れている? そもそも何故俺はここに居る?」
何もかもが分からなかった、右手には何時も愛用している銃が在る。ならば任務だったはずだ。
「また会いましょう。それはその時まで預けておくから……」
「誰だ!」
俺は闇の中からした声に、銃口を向けながら叫ぶ。
「また会いましょう……それまでその武器は預けるから……」
「待て!」
闇の中に浮かぶシルエットを確認すると、俺は止めようと駆け出す。
「さよなら」
腕を掴もうとしたその時、女の体は霧のように消えた。

顔は見えなかった……だか聞き覚えがある。分かるのは女だと言う事だけ。
「赤い鎌……?」
俺の手に残された女の武器……それを握り締め、俺はその場から背を向ける。
居る筈も無いが、女の消えた闇に背中越しに言う。
「敵として現れたなら、その時は容赦しない覚えておけ」
闇の中から「ええ」と声が聞こえた気がした……。
何時か会える日を考えると、何故か俺は不思議と笑っていた。

数年後、俺がある組織の暗器使いになるのは、また別の話……。
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